信頼される話し相手が「やらない」7つのこと

「ただ話を聞くだけでしょ?」 「うんうんって、あいづち打ってればいいんじゃないの?」

そんなふうに思われることもある、“話し相手”というお仕事。

でも実際にやってみると、 話がうまく広がらなかったり、 相手の気持ちに届いていないように感じたりして、 「あれ?意外と難しいな…」と戸惑う方も多いんです。

私はこれまで、ココナラで6000件以上のご相談をお受けしてきましたが、 ありがたいことに、長く続けてくださるリピーターさんもたくさんいらっしゃいます。

そんな方たちから、よくこんな声をいただきます。

「ちゃんと私の話を最後まで聞いてくれるのが、うれしい」
「ただそばにいてくれる感じが安心するんです」
「気持ちを否定されないから、なんでも話せる」

このあたりに、 “また話したくなる人”のヒントがあるのかもしれません。

今回は、そんな信頼される人たちが意識して“やらないようにしていること”を、 7つの視点でまとめてみました。

これから話し相手として活動する方や、 もっとリピートにつながる関わり方を知りたい方に、 そっとお渡しできたらうれしいです。


1. すぐにアドバイスしない

「それはね、こうすればいいんだよ」って伝えたくなることも、あるかもしれません。

でも、ご利用者さまが本当にほしいのは “正解”よりも“わかってもらえた”という気持ちなのかも…

アドバイスは「どうしたらいいと思う?」って聞かれてから、(*˘︶˘*)

お相手の心が少しほぐれて「聞く姿勢」になってからの方が、ずっと響くものなんです。


2. 話を横取りしない

「わかる~!わたしも同じようなことがあって…」と話したくなることもありますよね。

でも、その瞬間に通話での主役が入れ替わってしまうことがあります。

そして、そんな「出品者の自分語り」の時間にも料金は発生してしまうことを意識しましょう。

ご利用者さまの世界に最後まで付き合ってあげること。

それだけで、信頼関係がグッと深まります。


3. 「元気出して」と言わない

元気がない人を見ると、つい励ましたくなりますよね。

優しいあなたなら、なおさら…

でも、タイミングによっては、その言葉が 「今の自分じゃダメってことかな…」と受け取られてしまうこともあったりします。

元気が出ないときは、無理に元気を出さなくてもいいんです。 「そのままでいいよ」「そんな時もあるよね」っていう空気こそが、 いちばん心に効くお薬になることもあります。


4. 無理にポジティブ変換しない

「きっといいことあるよ」 「全部、意味があるんだよ」

そう言いたくなる気持ちも、とってもわかります。 でも、その言葉が響くには、少しだけ時間が必要。

ネガティブな気持ちを無理に変えようとするのではなくて、 ただ、そこに一緒にいてくれる人の存在が なによりも救いになること、あるんですヨ。(*´ω`*) 


5. リアクションを省略しない

電話だと表情が見えないぶん、 ちいさな「うんうん」や「そっかあ」が、すごく大切になります。

対面だと、表情が見えているので声を出さなくても伝わりますが、お電話では、そうはいきません。

沈黙の中にも、ちゃんと“聞いてるよ”が伝わるように。 その安心感が、相手の心を開いてくれるカギになります。


6. 気持ちを上書きしない

「そうかもしれないけど、でも…」「いや、そんなふうに思うのは間違ってるよ」って言われると、 誰でもちょっと、苦しくなってくるもの。

「そう思っちゃうのも、無理ないよ」 「そんなふうに感じたんだね」そんな風に、たった一言でも、受け止めてもらえたと感じることで、 ふっと心が軽くなる瞬間があるんです。「この人なら、わかってもらえる」そう感じて頂くためにも大切なことですね。


7. 正解を探さない

「これでいいんでしょうか?」って聞かれると、 答えを出してあげたくなるかもしれません。

でも、私たちにできるのは、 ご利用者さまが「自分の答えを見つける力」をそっと支えること。

同じ状況でも、人によって正解は違ってあたりまえ。「それも良いかもしれないね♪」「あと、どんなことがあるだろぅ♡」そう言える関わり方が、 人生に寄り添う“話し相手”のあり方だと思うんです。


それができるようになると、何が変わる?

ご利用者さまの表情や声のトーンが、明らかに変わってきます♪少しずつやわらいでくるんです。 「もっと話を聞いてもらいたいな」「また話したいな」って思ってもらえるようになるんです。

そして気づいたら―― またお話しできる関係性になっている。(ˊᗜˋ*)

そんな素敵な変化が起こります。


心にポッとあかりが灯る…

「話を聞く」って、なんだか難しそうに思えるかもしれません。

でも、本当に大切なのは、 お相手の胸の奥にある想いに耳を傾けること。

何かを“しすぎない”ことで伝わる安心感や、 そっと寄り添う静けさが、 言葉より深く届くこともあるんです。

選ばれる話し相手になるって、 誰かの、孤独な夜に。 ぽつんと灯る、小さな光のような存在になること。

そしてその光は、 きっとあなた自身の心も、あたたかくしてくれるはずです。

ゆっくりでいいんです。 一緒に、信頼される“聞き手”を目指していきましょう。