■第一声がわからなくて、つい「なんか用ですか?」
もう随分と前の話になるけれど・・・
ある日、出品したばかりの方から
こんな質問をいただいたんです。
「電話に出るときって、どう声をかけたらいいんですか?」
「最初の一言が、毎回うまく言えなくて…」
最初は
「そっか、緊張されてるんだろうなぁ」
くらいに思っていたのですが、
話を深掘りしてみると
……衝撃の事実が。
なんとその方、
第一声で「なんか用ですか?」と言っていたらしい。Σ( ̄□ ̄|||)
聞いた瞬間、びっくりしたけれど、
でもね、分かるんですよ。
「どう切り出したら良いのかわからない」
これは初心者さんあるある。
■言葉の引き出し(ボキャブラリ)が少ないだけ
話し相手のお仕事は
「共感力」
「相手の話を受け止める姿勢」
が大切だけど、
最初に必要なのは
言葉の引き出しなのかもしれません。
言葉が浮かばないと、
脳がフリーズしてしまって
とっさに変な表現が出ちゃう。
その初心者さんだって、決して悪い方ではないのよ。(*´ω`*)
とっても素直で気持ちの優しい人だったから。
ただ単に
言葉のストックがまだ少なかったのね・・
誰だって最初はそう。
■じゃあ、どんな声のかけ方が正解なの?
実は、正解はひとつではありません。
けれど、初心者さんに一番しっくり来やすいのは、
「どうなさいましたか?」
大事なのは、
滑らかに言えることよりも
相手が話しやすい空気をつくれるかどうか
たった一言で、
その後の会話の深さが変わってきます。
■ドキドキしている人ほど「型」を持つと強い
「なんか用ですか?」
この言葉が出てしまうのは、
・早く何か言わなきゃ‥
・でも、何ていえばいいのかわからない
・「ご相談内容」を聞かなきゃ!
・沈黙が怖い
こういう気持ちが一気に押し寄せてきたからだと思うの。
だからこそ、そんな時でもスッと言える
最初の一言だけは「型」として覚えておくと安心です。
言葉のストックが増えると、
心にも余裕が生まれるものです。
■最後に:ボキャブラリは経験値
初心者さんが言い間違えるのは当然。
大事なのは、そこで落ち込むのではなく、
「あ、言葉の引き出しを増やせばいいんだ」
と気づけること。
言葉が出てこなかっただけで、
あなたに「話し相手」のお仕事が向いていないわけじゃないわ。(*´ω`*)
ただの慣れと言葉のストックの問題。
今日ひとつ増えれば、明日はもっと楽になる。
地道にボキャブラリ、増やしていきましょうね♪